少年野球で使うバットの簡単な選び方

少年野球

少年野球に限らずですが、野球の楽しみの一つはバッティングだと思います。

ただ、特に低学年の子は力が弱いため自分に合ったバットを使うことが重要になります。

せっかく自分に回ってきた打順です。

気に入ったバットで思いっきりスイングしてホームランを狙いましょう!

バットの材質は3つ

  1. 木製バット
  2. 金属バット
  3. 複合バット

木製バット

プロ野球選手が使用している木製バットですが、少年野球ではほとんど見かけません。

重量も重く、扱いが難しいためです。

わざと重いバットを使用して筋力アップを目指したい場合は良いかもしれませんが、チーム練習時や試合では使う必要は無いでしょう。

金属バット

少年野球では金属バットが一番使用率が高いと思います。

金額も安く、軽いものが多いので、自分に合ったバットが見つけやすいと思います。

ZETTやミズノなど、一流メーカーのバットでも数千円で購入できますので、初めてバットを購入する際におすすめです。

デメリットとしては、あまり打球は飛びません。

力の無い子は外野まで飛ばすのは難しいかもしれません。

複合バット

いわゆる「飛ぶバット」が複合バットです。

高価ですが、本当に良く飛びます!

打球の速さや飛距離がかなりアップします。

デメリットは、打感の好みが分かれることです。

とにかく飛ばしたい!という子にはオススメです。

バットの長さの選び方

バット売り場に行くと、バットの長さと選び方の目安が表示されています。

大体以下のようになっていると思います。

学年(小学生)参考身長長さの目安
1~2年100~120cm64~68cm
3~4年120~140cm68~76cm
4~5年140~150cm76~80cm
5~6年150cm~80~82cm

まずは身長からバットの長さを選ぶと良いかと思います。

出来れば一度バットを振ってみて、きちんと振り切れるか、自分に合っているか確認するのが良いでしょう。

バットのバランスポイントは3つある

バットには「バランスポイント」というものがあり、これによって飛ばしやすさが変わります。

  1. カウンターバランス
  2. トップバランス
  3. ミドルバランス

カウンターバランス

カウンターバランスのバットは、バットの重心がグリップに近い位置にあるものです。

市販のバットにはこのタイプはあまりありません。

バットが軽く感じるので、振りやすいのですが打球はあまり飛びません。

トップバランス

トップバランスのバットは、バットの重心が先端に近い位置にあります。

遠心力を使って打球を飛ばせるので、ホームランを量産したいならこのタイプを使いこなしたいところです。

ただし、デメリットとしては、バットがとても重く感じられ、扱いが難しいと思います。

大人でも重いと感じてしまうくらいなので、ある程度筋力があるお子さん向けかなと思います。

ミドルバランス

ミドルバランスのバットは、バットの重心が真ん中付近にあります。

扱いやすく、そこそこ打球も飛ばせるので、特に初めての場合はおすすめです。

迷ったらコレ!という感じですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

チームのみんなで貸し借りして色々なバットを試してみると、自分に合ったものが見つけやすいかもしれません。

自分にぴったりの1本で気持ち良いヒットやホームランが打てると良いですね!