子供と初めてキャッチボールをしようとすると、ボールを怖がってしまったり、そもそも投げる・取るという動作が出来ずに困ってしまうと思います。
「なんでキャッチボールもまともにできないの・・・?」
「投げ方ってどう教えればいいんだろう?」
そんな悩みがあるのではないでしょうか?
今回は、そんな方に参考になるように、我が家の失敗経験と練習方法を書いていきたいと思います。
初めて使うボールはどれを使えば良いの?
最初に使うボールは、柔らかい素材のものを使ってください。
スポンジボールのようなものが良いと思います。
ゴムボールでも良いのですが、案外硬いものがあるので要注意です。
なぜ柔らかい素材が良いのかというと、初めのうちは子供はボールを取ることが出来ないので、顔面にボールをぶつけてしまう可能性が高いからです。
もし硬いボールを顔面にぶつけてしまったら、それ以降ボールを怖がってしまい、最悪キャッチボールが嫌いになってしまいます。
実際、我が子は初めに顔面に硬いボールをぶつけてしまい、しばらく(2年間も!)キャッチボールはしたがりませんでした。
「キャッチボールなんて誰でも出来るでしょ!」という訳の分からない大人の理屈でテキトーに考えていた私のミスです。。。
まずは柔らかいボールで始めましょう。
ボールの投げ方はどうやって教えれば良いの?
初めてキャッチボールをする場合、投げ方が分からないため、ボールをコントロールして投げることは出来ません。
実は「ボールを投げる」という動作は足から指先まで使った全身運動なので、初めから上手く投げることは難しいのです。
教え方としては、まずは上半身のみ使って投げさせ、それが出来るようになったら、全身を使って投げさせるのが良いと思います。
1つずつ覚えさせるのが大事です。
子供は一度に全身を連動させることが難しく、逆に1つずつ覚えさせた方が早く出来るようになることが多いです。
ボールの取り方はどうやって教えれば良いの?
ボールの取り方を教えるときに大事なのは、子供がボールを怖がらないようにすることです。
一度「怖い」という感情を持ってしまうと、なかなかその感情は失くせません。
最初に使うボールは柔らかいスポンジボールを使用してください。
そして、取り方を教える前に、ヘディング遊びをすると良いと思います。
親がボールを投げてあげて、子供はそのボールをおでこでヘディングします。
うまくおでこでヘディングが出来たら10点、ヘディングが出来なくても身体に当てることが出来れば5点、というようにゲームをします。
ボールを取るときに大事なのは、ボールの到達点を予測することと、ボールを最後まで見続けることです。
ヘディング遊びはこのどちらも養うことが出来ますので、親子でゲームをしているうちにボールを取ることが出来るようになっているはずです。
まとめ
キャッチボールは親子のコミュニケーションにとても良いと思います。
子供の投げ方やボールの届く距離、投げるボールの速さなど、子供の成長が分かりやすく実感出来ると思います。
ぜひ子供とのキャッチボールを楽しんでみてください。
親が楽しんでいる姿を子供に見せるのも上達への近道かもしれませんね。
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