お子さんが野球を始めるときに必要になるのがグローブです。
でもグローブっていろんな種類があってどれを買えばよいか迷いませんか?
「グローブのサイズってどうやって選ぶの?」
「グローブにはいろんな種類があるみたいだけど、どれが良いんだろう?」
我が家では、長男が野球を始めて1年しかたっていませんが、テキトーに選んだ最初のグローブはもう使えなくなりました...。
今回は、そんな失敗から学んだ、グローブ選びで失敗しないために注意することを3つ書いていきたいと思います。
グローブのサイズは手にはめて確認しましょう。
グローブ選びでの注意点1つめはサイズです。
お子さんに実際にグローブをはめてもらってサイズ確認してあげてください。
確認の仕方は、
- グローブをはめる。
- その状態で脱力し、腕をだらんと下げる。
- 腕を下げた状態のときに、グローブがずれ落ちてくるようなら小さめサイズへ変更する。
- 大丈夫そうなら、腕をゆっくり揺らしてみる。
- グローブがずれ落ちなければOKです。
- 最後に手首を曲げたりして、きつすぎないか確認してください。
子供の手は思っている以上に小さく、握力も弱いため、大きすぎるグローブは扱いづらいものです。
下の写真は大きすぎるグローブの例です。
グローブの中央部分(ポケットと呼ばれる捕球面)が盛り上がってしまっています。
背が伸びてからも使えるようにと大きめのグローブを与えてしまったために、指先が奥まで届かなかったのです。
ボールをキャッチするときに、中指で捕球面を内側から押し出すようになってしまいました。
これではうまくボールをキャッチできないため、野球の楽しさも半減してしまいます。
なので、最適なサイズを確認してから購入するようにしてください。
所属するチームに合わせたグローブを選びましょう。
グローブ選びでの注意点2つめは、プレーする野球の種類です。
グローブには「軟式用」と「硬式用」があります。
軟式は、使用するボールがゴム素材のものです。
硬式は、コルクの芯に糸を巻き付けたもので、ゴム製の軟式球より硬く重いボールを使用します。
グローブもお子さんが所属するチームに合わせて選ぶようにしてください。
どちらでも使えないことは無いのですが、すぐに壊れてしまったり、扱いにくかったりするためです。
軟式用グローブと硬式用グローブでは素材とする皮の品質が違います。
軟式用グローブは、一般的に薄くてやわらかい皮を使用しています。
そのため、軟式用グローブで硬式球をキャッチすると、衝撃でヒモが切れてしまうことがあります。
けっこう手も痛いです。
反対に、硬式用のグローブは厚くて質の良い皮を使用していることが多いです。
軟式用に比べて重さがあり、扱いにくいと感じるかもしれません。
お子さんの所属するチームがどちらのボールを使用しているか確認してから購入するようにしてください。
初めてのグローブは「オールラウンドタイプ」がおすすめです。
グローブ選びでの注意点3つめは、グローブの形です。
グローブには、守るポジションに合わせた形がありますが、まずは「オールラウンドタイプ」を購入することをおすすめします。
少年野球では、いろいろなポジションを経験することが多いためです。
お店でグローブを手に取ると、必ず商品タグが付いています。
値段も気になりますが、「オールラウンド型」と記載されているか確認してください。
ちなみに、その他にも「右投げ用」「左投げ用」などの利き手や、サイズなどの記載もありますので、合わせてチェックしておきましょう。
特殊な形をしているグローブとしては、キャッチャーミットがあります。
確かに、守備の要と言われるキャッチャーをやる場合には、専用のキャッチャーミットを使用するのが良いと思います。
ただ、このキャッチャーミットはチームで準備されていることが多く、最初から自分で購入する必要はありません。
なので、まずはオールラウンド型から始めましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まだ身体が未発達の子供たちにとって、扱いやすいグローブはとても重要なものです。
自分に合っていないグローブを使ったために、エラーをしてしまっていることもあるかもしれません。
エラーが続けば、楽しいはずの野球が嫌になってしまいます。
お子さんにぴったりのグローブを見つけて、楽しく野球を続けられるようにしてあげましょうね!
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