【野球初心者向け】少年野球チームの体験会で確認するポイント

小さい子がヒットを打って走っている
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少年野球

お子さんが野球チームに入りたいと言ったとき、どうやってチームを選びますか?

「どのチームがうちの子に合っているのかな?」

「雰囲気がよいチームに入れたいな」

というように考えると思います。

入団してから「思っていたのと違う」「別のチームの方が良いらしいからチームを変えよう」というのはなかなか難しいです。

そこで、入団する前に「体験会」を活用して、自分たちに合ったチームを選びましょう。

今回は、子供が入団するチーム選びに重要な体験会について書いていきたいと思います。

チーム選びの前に確認すること3つ

体験会に行く前にいくつか確認しておくことがあります。

  1. お子さんがやりたいこと(子供の要望)
  2. お子さんにどうなってほしいか(親の要望)
  3. 近所に何チームあるか(選択肢の確認)

この3つについては、事前に確認しておきましょう。

お子さんがやりたいこと(子供の要望)

お子さんが野球をやりたい理由を聞いてみてください。

「野球が大好きだから」「友達に誘われたから」

などの理由があると思います。

その理由によってチームが決まることもあります。

野球が好きという理由なら、どのチームでも一生懸命取り組むでしょう。

友達と同じチームでやりたいという理由であれば、友達が所属するチームを選ぶことになります。

なので、まずはお子さんの希望を聞いてあげてください。

お子さんにどうなってほしいか(親の要望)

お子さんにどういう野球選手になってほしいかも考えておきましょう。

「楽しく野球をやってほしい」「運動不足解消になればいいかな」

など、お子さんに野球をやらせる理由を再確認しておくと、チーム選びに迷ったときの判断材料になります。

チームに所属したら、親の負担もなかなか大きいものがあります。

送迎や練習の手伝い、当番などです。

面倒だと思った時も、そもそも子供に野球をやらせる理由が思い出せれば、それがよりどころになるのです。

近所に何チームあるか(選択肢の確認)

いくつのチームから選べるかも確認しておきましょう。

1チームしか無ければ、選択肢はありません。

そのチームで頑張るしかないです。

いくつかのチームから選べるのであれば、それぞれのチームを見学できます。

要望に合ったチームが見つかるかもしれません。

あとで後悔しないようにしっかり調べておきましょう。

体験会で見ておくこと

体験会の案内は、学校で配られたり、お店に貼られていたりします。

申し込みをして、日時が決まったら、実際に体験会に参加してみましょう。

体験会では、いくつか確認するポイントがあります。

  1. 人数
  2. 指導者の様子
  3. 子供たちの様子
  4. 保護者達の様子
  5. 費用
  6. 当番

これら6つのポイントを確認して、自分たちの要望と合うチームか考えましょう。

チームの人数を調べる

チームの人数は多い方がよいです。

この人数によって部費が決まるからです。

人数が多ければ各自の負担は少なくてすみます。

また、親の負担である当番も人数が多ければ自分に回ってくる回数が少なくてすみます。

15人以上いれば、それほど大きな負担にはならないと思います。

指導者の雰囲気をチェック

指導者(監督・コーチ)がどういう方か見ておきましょう。

練習中に怒鳴っていたり、ずっと怒っているようだとやめておいた方がよいと思います。

注意したいのは、熱心な指導と怒ることは別だということです。

子供たちのために一生懸命取り組んでいる姿を見ることが出来れば、信頼してお子さんを預けることができます。

子供たちが楽しそうにしているか

チームに所属している子供たちの様子も見ておきましょう。

子供たちの様子がそのままチームの雰囲気になります。

あまり上手じゃないけど、ずっと楽しそうにしているなぁとか、

練習中は厳しいけど休憩時間は監督・コーチと楽しそうに遊んでいる、など。

子供たちが楽しそうにしているかが大事だと思います。

少年野球では「野球を好きになる」ことが重要です。

チームの強さも大事ですが、楽しんで野球ができる環境はもっと大事だと思っています。

お子さんが楽しめるチーム選びをしてあげてください。

保護者同士の雰囲気をチェック

少年野球チームでは、多かれ少なかれ親同士のもめごとがあったりします。

保護者同士の雰囲気を確認しておきましょう。

それほど大きな問題がなければ、皆さん笑顔で子供たちを見ていると思います。

親同士のもめごとが子供にも影響してしまうことがありますので、注意が必要です。

費用がどれくらいかかるか

野球はけっこうお金がかかります。

ユニフォームやグローブ、バットなど、そろえる道具が多いからです。

さらに部費や月謝が掛かりますので、年間どれくらいかかるのか確認しましょう。

強豪チームの場合、合宿や遠征費用も必要になります。

少なからず家計の負担になりますので、しっかり確認しましょう。

野球場の風景

【初心者向け】少年野球チームに入団するときに必要なもの

当番の内容

体験会では、当番の内容や頻度も確認しておきましょう。

お茶当番や見守り当番など、チームによっていろいろあると思います。

月1回くらいの頻度だと思いますが、お仕事と両立できる範囲でないと難しいです。

都合がつかない場合に代わってもらえるかも確認しておいた方がよいです。

体験入部がおすすめ

可能であれば、体験入部がおすすめです。

体験会で良さそうなチームが見つかったら、体験入部をしてみましょう。

体験入部は、入団前に通常練習に参加するものです。

1日の体験会では分からなかったことも何回か通えば分かってきます。

練習スケジュールや当番のやり方などの細かい部分の確認ができます。

入団前なので、気に入らなければ別のチームに移ることもできます。

いくつかのチームを比較すれば、自分たちの希望に合ったチームが見つかると思います。

もちろん、1チームしかない場合はそのチームに順応するしかありませんが・・・。

選べる選択肢があれば、出来れば全部のチームに体験入部させてもらいましょう。

まとめ

現在の少年野球チームは、体罰は無いのが普通です。

厳しいように見えても、実は子供たち想いだったり、よく見ないと分からないこともあります。

入団してから「こんなはずじゃなかった」ということが無いように入団前にしっかり確認しましょう。

子どもが楽しく野球ができる環境は本当に貴重です。

お子さんが大人になっても野球が好きでいられるようにしてあげたいものですね!

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