子供が野球を始めたけど全然打てるようにならない。初心者が上達するために必要な練習は何だろう?やっぱり筋トレとか必要なのかな?
お子さんが野球を始めて間もない場合、こういった悩みを持つかもしれません。
我が子も野球を始めたばかりの頃は全く打てず、練習のたびにふてくされていました。
その後、ある自主練習を続けるとヒットが打てるようになったので、今回はその方法をシェアしたいと思います。
ボールを打てるようになるまでには1ヶ月くらい掛かります。
投げたボールを打てるようになるには1ヵ月くらいかかるので、焦らずやる気を維持することを考えましょう。
なぜそんなに時間が掛かるのかというと、バットを扱えるようになるのにそれくらいかかるからです。
ボールを打つという動作は、大人からすると簡単なように思うかもしれません。
でも野球を始めたばかりの子供にとってはなかなか難しい動作なのです。
ボールを打つ時には、
- 投げられたボールを目で見てロックオン
- タイミングを合わせて動作開始
- ボールの軌道を予測してバットのスイング軌道を合わせる
- バットにボールが当たる瞬間までスイング軌道微調整
といった動きを瞬時に無意識のうちに出来る必要があります。
書き出してみるとけっこう難しそうですよね・・・。
実際、我が子が打てるようになるには1ヶ月ちょっとかかりました。
もちろん筋力が強かったり、運動に慣れた子ならすぐに打てるようになると思いますが、始めたばかりなら動作に慣れるまでに時間が掛かります。
焦って親が怒ってしまったり、打てないからつまらないとやる気を失くしてしまうのが心配です。
親が楽しんで笑顔でいるようにしてください。
そして努力していることを毎日褒めてあげてくださいね。
シャトルバッティングがおすすめです。
おすすめのバッティング練習はシャトルバッティングです。
シャトルバッティングは、バドミントンの羽をバットで打つ練習です。
バドミントンの羽は頭部分が小さいので、バットに当てづらい特徴があります。
また、軽いので空気の抵抗を受けて不規則な動きをします。
これを打つためにはバットに当たるまでシャトルを見続ける必要があります。
さらに不規則な動きに合わせてバットを操る必要もあるのです。
そのため、バッティングに必要な以下のスキルが身に付きます。
- ボールを見る
- バットをボールの軌道に入れる
- タメを作る
不規則な動きをするシャトルを打とうとすることで、ボールをよく見ることと、スイング軌道のコントロールをすることが必要になります。
また、タイミングも毎回不規則になるため、タメを作ることも必要になってきます。
我が子は自主練でシャトルバッティングを始めてから急にバッティングが上達し、試合でもヒットを打てるようになりました。
シャトルバッティングでヒット量産を狙いましょう。
筋トレは不要です。自分に合ったバットを探しましょう。
小学生には筋トレよりも自分に合ったバットを使うことが必要です。
小学生は成長期であり、骨格が未熟です。
筋トレをやりすぎると骨にダメージを与えてしまい、バッティングどころではなくなってしまいます。
私は小学生時代にホームランを打ちたくて、我流で筋トレをしすぎてしまい、腰を痛めてしまいました。
当時は気付かなかったのですが、実は骨折していたようです。
そして、同じような症状の子供は意外と多いのだそうです。
一般的に、小学生は瞬発力と技術力、中学生は持久力、高校生は筋力が向上すると言われています。
なので、少年野球では筋トレよりも技術的なトレーニングをしましょう。
確かに、重いバットが扱えればボールを遠くに飛ばせるのでホームランが狙えますが、それよりも子供に合ったものを使ってください。
重すぎるバットは振り切れないばかりか、スイング軌道も波打ったようになってしまいます。
それではボールにバットを当てることすら難しくなります。
まずは自分に合った扱いやすいバットを見つけて、ヒットを打てる楽しさを味わいましょう。
まとめ
なかなかヒットが打てずに焦ってしまうこともあると思います。
一番大事なことは笑顔で取り組むことだと思います。
- 打てるようになるまで焦らず待つ
- シャトルバッティングでバットに当てる技術をみがく
- 子供に合ったバットを使わせる
この3つを意識して、ヒット量産に向けて親子で楽しみましょう。
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