野球初心者親子で行うレギュラー獲得のための自主練習メニュー

少年野球

子供が野球を始めたけど上手くならない、試合に出してもらえない、など悩んでいるお子さんも多いと思います。

逆に言えば、上手くなりたい!試合に出たい!という「やる気」がある証拠だと思いますので、自主練習を勧めて上達のキッカケにしましょう!

自主練習が必要なワケ

野球の上達には、毎日コツコツと継続した練習が必要になります。

他のスポーツや勉強でも同じだと思います。

多くの少年野球チームの練習日は、週末の2日間の場合が多いです。

平日は練習が無いので、自主練習をしないと練習で教えてもらったことを忘れてしまいます。

もちろんすべてを忘れるわけではないので、ちょっとずつ上達します。

ただ、上達のスピードは遅くなってしまいます。

毎日少しでも自主練習することで、チーム練習で教えてもらったことが身に付きやすくなります。

自主練習には、大きく分けて2種類あります。

1つ目は「打撃練習」、2つ目は「投球練習」になります。

投球練習はピッチャーだけやれば良いでしょ?と思われるかもしれません。

実は投球練習は全身を大きく使って投げるようにするので、全てのポジションに共通する基本の投げ方を覚えるのに最適なのです。

おすすめの打撃練習メニュー

素振り

素振りは打撃練習の基本となります。

ただし、とりあえず振れば良いというわけではありません。

1日20回でも良いので、日頃からコーチに言われていることを意識することが大事です。

この時、スマホなどで動画を撮影して見せてあげてください。

なぜなら、自分でイメージしているスイングと実際は案外違っているからです。

子供自身はコーチの教え通りにスイングしているつもりが、実際はずいぶんと違っていることを客観的に見ることが出来ます。

このギャップに気付かずにいると、変なクセがついてしまい、後から修正するのが大変になります。

実際の動きと自分の意識が一致するまで繰り返してください。

シャトル打ち

バドミントンの羽を使った練習も効果があります。

バドミントンの羽は空気の抵抗を受けやすく、ゆらゆら揺れるような動きをします。

そのためバットに当たるまでボールを見る訓練になります。

これがバッティングにおけるミート力(りょく)アップに繋がります。

家の中で打っても家具を壊す心配が無いのもおススメなポイントです。

我が家では、試合の前日はシャトルバッティングをするようにしています。

ボールをよく見るようになり、ボール球で三振する回数が今までの半分以下になりました。

お子さんの打率を上げたいなら、ぜひ試してみてください。

少年野球でヒットを打つためのバッティング練習メニュー

ティバッティング

ミート力(りょく)アップに効果的な練習として、ティバッティングもおすすめです。

ティバッティングは、台座に乗せたボールを打つ「置きティ」が一人でも出来る練習です。

ただ、実際にボールを打つので、野球用のネットが必要です。

自宅に庭が無ければできません。

そこで我が家では、家の中でもできる置きティをやっています。

ダミーボールがついたティバッティング用品
ダミーボールが付いている

ダミーボールが付いているので、打つイメージが付きやすいです。

ボールも飛んでいかないので、部屋でも出来ておすすめです。

フィールドフォースという野球用品メーカーで購入したものです。

おすすめの投球練習メニュー

キャッチボール

キャッチボールは絶対にやってほしい自主練習です。

普段のチーム練習では何となく投げてしまうのですが、

自主練習で「相手の胸を狙って投げる」という基本を意識するようにしてください。

狙ったところに投げるには、全身をうまく使う必要があることに気付くはずです。

キャッチボールが練習の基本と言われるのはそのためです。

まずは近い距離でよいので、狙いを定めて投げる練習をしましょう。

ピッチャーが足を上げボールを投げようとしている

【少年野球初心者向け】コントロールをアップさせる6つのコツ

シャドウピッチング

タオルを使ったシャドウピッチングもおススメです。

家の中でも出来ますし、夜なら窓に映った自分の姿を見ながらフォームの確認も出来ます。

この時に、ひじの位置を確認してあげてください。

肩のラインに対してひじの位置が下にある場合は、ひじが下がっているといえます。

ケガをする可能性がありますので、肩のラインと一直線になるようにしてあげてください。

好きなプロ野球選手の投げ方を真似するのも、身体の使い方を覚えることが出来てよいと思います。

毎日同じ練習はしない

毎日同じ練習をするのは避けましょう。

子供が飽きてしまったり、肩や肘、腰を痛めてしまう可能性があります。

飽きないようにするには、ゲーム形式にするのもおすすめです。

「何球連続で打てるかお父さんと勝負だ!」

とかやると子供はけっこう真剣になったりします。

それでも、時にはやる気が出ない日もあります。

他の習い事で疲れていたり、宿題がたくさんある日など・・・。

そんな時は、休養も練習メニューのひとつだと考えましょう。

子供にはゲームや遊びに行く時間も必要ですからね。

まとめ

色々な練習方法がありますので、お子さんの成長に合わせて練習メニューを考えてあげてください。

大事なのは一緒に考えて一緒に努力することです。

ただやみくもに練習しても上達はなかなか出来ません。

自分に足りないものは何なのか、自分で考えて行動出来るように協力してあげることが大事なんだと思います。

必ず結果はついてくると信じて日々の練習を頑張りましょう!

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