子供が「野球をやりたい」と言い出し、近所の少年野球チームに所属しました。
同時に依頼されたのがパパコーチです。
皆さんもチームの監督さんから依頼され、引き受けようか迷っている方もいると思います。
「指導者の経験なんてないのに引き受けてよいか不安」
「大変そうだからやめておこうかな」
今回はそんな方のために、私が約1年間やってみた感想として、引き受けて良かったことと悪かったことを書いていきたいと思います。
筆者の野球スペック
・野球経験→小学生時代の3年間のみ
・指導者経験→なし
・コーチング学習→本による独学+監督へ聞き取り
パパコーチをやって感じたメリット
- 子供たちや保護者と仲良くなれる
- 自分の子供との会話が増える
- 自分自身も成長できる
子供たちや保護者と仲良くなれる
週末はいつも一緒に野球をやるので、自然と子供たちやその保護者と仲良くなることができます。
キャッチボールの相手をしたりトスバッティングの手伝いをしたりと、大したコーチングはしていませんが、子供たちと話す機会がかなり増えます。
子供たちの笑顔を見ていると、こちらも自然と笑顔になり、お互いさらに仲良くなれるのです。
保護者とも会話が増え、仲良くなれます。
特に野球に関する話題から、「一緒に野球観に行きましょう!」となってプロ野球観戦に行ったり、
居酒屋で野球論を語り合ったりもできます。
自分の子供との会話が増える
野球について話し合うことで、我が子との会話が増えます。
練習がある日はその日の練習について話します。
練習が無い日も自宅での自主練習に付き合ってアドバイスします。
それまではゲームと学校の話題でしたが、そこに野球が加わります。
また、野球チームでは挨拶を大事にします。
お子さんに挨拶を教えるよい機会にもなります。
自分自身も成長できる
教え方を学んだり、ノックを練習したり、新しいことに取り組むことで自分自身の成長にもつながります。
ボールの投げ方やバットの振り方など、自分でやるのと教えるのとではずいぶん違います。
相手も子供なので、伝えるのもなかなか難しいです。
自分自身も学びながら試行錯誤して苦労するのですが、子供が教えたことができると自分も成長したことを実感できます。
パパコーチをやって感じたデメリット
- 自分の時間が無くなる
- 子供たちからのダメ出しがきつい
- 自分の子供にきつく言ってしまう
自分の時間が無くなる
仕方のないことですが、休日は練習がありますので、なかなか自分の予定は入れられません。
ただ、子供と過ごせるのでそれほど苦ではありません。
子供と一緒に遊んでいる感覚なので、新しい趣味として楽しんでいます。
子供たちからのダメ出しがきつい
子供たちに教えるという立場上、常にお手本となるように行動しているつもりですが、人間たまには失敗するものです。
子供の前でエラーしたときのブーイングはなかなか精神的ダメージが大きいです…。
精神の鍛錬と思ってこらえています。
自分の子供にきつく言ってしまう
全員に公平に接してあげているつもりですが、自分の子供だけに甘いと言われないよう、ついつい自分の子供には厳しく言ってしまいます。
なので、全員平等にいいところを褒めるようにしました。
自分の子供を褒めてもあまり目立たなくなり、これまで以上にみんなのいいところを探すようになります。
指導者経験が無くてもできることがある
保護者コーチをお願いされて迷うのは、指導者経験が無いから、という理由が多いと思います。
実際に野球素人の自分が体験してみて思うことは、指導者経験が無いからこそできることがあるということです。
野球チームですから、もちろん技術的な指導も必要になります。
ただ、そういった本格的な指導は監督さんにお任せしてよいと思うのです。
保護者がコーチとしてできることは、子供たちと一緒に野球を楽しむことです。
一生懸命に取り組む姿勢を見せることで、子供たちも真面目に練習するようになります。
指導者経験が無くても、教えられることはたくさんあるのです。
まとめ
良いことも悪いこともありますが、パパコーチを引き受けて後悔したことはありません。
どんな経験も必ず自分にも子供にもプラスになると思っています。
子供のためと思って引き受けてみてはいかがでしょうか。
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